新しい家ならどこで建てても同じって思っていませんか?
家づくりのこだわりは人それぞれ。
デザインにこだわる人。価格を一番に考える人。性能にこだわる人。。
暮らしや家族構成、ライフスタイルによって優先順位は違います。
同じように住宅会社にも、デザインが得意な会社もあれば、低価格がウリの会社もありますが、
メープルホームは「性能」にこだわる会社です
メープルホームが性能にこだわる理由は、家は本来「家族を守る」ということが最大の目的であると考えるからです。
地震から家族を守るための耐震性能、健康に大きく影響する断熱・気密性能など、
住まう人の生命・財産よりも優先されるべきものはないと考えているからです。
メープルホームのこだわり、健康と断熱についてはこちらをご覧ください。
それでは仮に、デザインにこだわって性能をおろそかにした家づくりをしてしまうと、どうなるのでしょうか。
こたえは、夏とても暑く、冬とても寒い家ができてしまいます。
この令和の時代に?と意外に思われるかもしれませんが、それが現実です。
ではなぜそのようなことが起こってしまうのでしょうか。大きな原因は2つあります。
原因
その1日本の住宅の〝暖かさ〟の基準は先進国の中で最低レベル
日本の住宅は世界に比べ圧倒的に寒く、暑いということをご存知でしょうか。
なぜなのか、それは、欧米諸国をはじめとした世界中の先進国では「温かい家は人権」という考え方のもと、家の中の温度が法律で定められているのに対し、日本では一切そういった考え方が無かったからです。
日本には昔から「季節を愉しむ」というとても美しい習慣があります。しかしそれが転じて、夏は暑さを耐え、冬は寒さを耐えることを美徳とし、さらには忍耐で体が強くなる、という考え方が根付いてしまったのかもしれません。
しかし近年では医学の進歩や統計によって、過度な温熱環境は体に大きく負担をかけるということが判明してきました。住居内での熱中症やヒートショックは深刻な問題として毎年季節の変わり目になるとテレビでも取り上げられますし、「冷えは万病のもと」という言葉も聞いたことがあるかと思います。住宅と健康の関係についてはコチラで詳しく掲載していますのでご覧ください。
日本でもようやく住宅の温熱環境について注目され始めてきましたが、まだまだ法律が追いついていません。
つまり、国が定める基準をクリアした家=暖かい家とは言えないのが現状です。
本当に暖かく涼しい快適な家を求めるなら、国の基準に甘んじることなく、住む人にとっての快適を真剣に考えて性能を設計しなくてはいけません。
性能にこだわっている会社は「〇〇工法だから暖かい」といった曖昧な謳い文句は言いません。
断熱性能を表すUA値やQ値、気密性能を表すC値などを1棟1棟緻密に計算し、それをお施主様に明示してはじめて、性能にこだわった暖かい家と言えます。
原因
その2設計図では分からない“暑さ”“寒さ”
家づくりをスタートするお客様に「今の住まいの不満な点は何ですか?」とお聞きすると、だいたい2種類の答えが返ってきます。
1つは、「部屋が狭い」「動線が悪い」「収納が足りない」といった間取りに関する不満。マンションに住んでいる方に多い答えです。そしてもう1つは、「暑い、寒い、結露がひどい」といった温度環境に関する不満で、低層アパートや戸建て借家などに住んでいる方がこのように答えます。
2つの不満のうち、1つめの「間取りに関する不満」に関しては注文住宅で家を新築する場合、ほとんど解消することができます。自分たちの暮らしにぴったり合う間取りを設計士と話し合い、雑誌やSNSを見ながらどんな家にしたいかコーディネーターと相談することで、理想的な間取りを作ることができるからです。もちろん、予算によって叶わないこともあるかもしれませんが、それは設計の段階で設計者から説明されるので、後から「こんなはずじゃなかった!」となることは少ないです。
一方「暑い・寒い」といった温熱環境に関するプランニングは、設計図やイメージ写真だけでは想像ができません。想像ができないので、ついつい忘れ去られてしまうのです。
下のグラフは、新築した住まいに関する不満ランキングです。温熱に関する項目が圧倒的に多いことが分かります。
では、どうしたら良いのでしょうか。
もちろん、図面の隅から隅まで目を通せば家の仕様が細かく書かれているので、断熱材などをチェックして相談することも可能です。しかし、それには専門知識を必要とし、お施主さんにとってとてもハードルが高いことです。
メープルホームでは、「暑い・寒い」という問題を解決するのはお客様次第ではなく、プロである我々の責任だと考えています。
最初に、家づくりのこだわりはさまざま、と書きましたが、いくら法律で定められていないからと言って、いくらお客様から要望されないからと言って、住む人の健康に大きく関わる温熱環境を軽視するのはプロではありません。
家を建てて後悔しないためにあなた様ができることは、温熱環境にこだわりをもち、確たる数値を公表できる会社を選ぶことだと思います。
高断熱・高気密の家はエネルギーを効率よく利用し無駄なエネルギーロスを抑えるので、住む人の健康・家計にとってプラスなだけでなく、環境にも優しい住まいです。
私たちには、未来の子供たちに豊かな環境を引き継ぐ義務があります。
そのためにも、「小さなエネルギーで快適な暮らし」を実現するための高断熱・高気密仕様はメープルホームの家づくりにとって欠かすことのできないこだわりです。